HuBトーーク 豊中のおもろい人 Vol.13(山田勝久さん) 開催レポート

こんにちは!ジンノウチです。

HuBのコンセプトは、

-酒と学びとつながりと-
主人公として生きる人たちと、まちを楽しむ人たちと、
人と人、人と場所、人とまちをつなぐイベントBAR。

コンセプトにもあるように、まちと人がテーマのイベントを開催しております!

今回はVol12のマリオさんより数珠繋ぎ的にご紹介された
「HuBトーーク 豊中のおもろい人 Vol.13(山田勝久さん回)」 の開催レポートをお届けします。


目次

🍺 まずHuBってどんな場所?

HuBは、“お金・機会・場所がないせいで挑戦できない人をゼロにする”という旗を掲げながら、
月1回の「一日オーナー」制度や、学生応援スポンサー、ハブサポーターなどを通じて、人と人、人と場所をつなぐ装置として動いています。

そしてHuBトーークは、ただの講演会じゃありません。

  • ゲストトーク
  • 質問タイム
  • 自己紹介タイム
  • 懇親会

“聞いて終わり”じゃなく、参加していた人同士のご縁も増えるイベント
今回は、特にそのイロが濃くでた回でした。


🎤 今回のゲスト:やまかつさん(山田勝久さん)

今回のゲストは、
山田勝久さん(通称:やまかつさん/株式会社Torch)
就労継続支援B型 「Tobira」 と、グループホーム運営に関わる方です。

今回は、いつもと少しテイストの違う、伊吹さんとの対話形式。
質問をしながらやまかつさんを深ぼっていく回でした!



🏠 26拠点のグループホーム:量と質をどう両立する?

話は今の事業の実態から入ります。

「運営する施設は、26拠点ぐらい。」

これだけでも十分驚きなんですが、面白いのはここから。
この規模になると、話題は自然に「課題」と「設計」に向かいます。

  • 支援品質をどう均質化するか
  • 人材をどう確保するか
  • 財務を崩さずに拡大を続けるには?

福祉の話なのに、ずっと経営の話。
そしてやまかつさんは“情”で語らず、構造で語る

(「儲かってるんですか?」の問いにも、本人は笑いながら“持続性”の話に戻していくのが印象的でした笑)


📈 17歳起業→年商3億→与信3.5億:上振れも下振れも全部話す

ここからは、もはや映画です。

  • 17歳から商売を始める
  • 通信系・携帯販売などで拡大
  • 大学時代に年商約3億規模まで伸びる(大学生時代に!?)
  • でも資金が回るスピードが速すぎる(=キャッシュが溶ける)
  • 最大与信枠3.5億円の世界に足を踏み入れる

途中で「大手編集会社系の版権」や「少年ジャンプ」などの単語が飛び出し、
会場は「何の話!?」って顔をしながら興味津々な雰囲気。

正直この詳細は、このレポートには書ききれないです。
また、個人的には「大学卒業は、学長のかばん持ちしてたらできた」という話が印象的で脳裏に刻まれました。笑

でもまだまだ話は続きます。

  • 27歳で事業を整理(譲渡・債務引受の流れ)
  • 家業の連帯保証が背景にあり、再建へ
  • “詰み”を経験して、数字の見方が変わっていく

このあたりになると急に空気が静かに。


🧾 「決算書116社読め」:偶然の出会いが“財務リテラシー”になった

まだまだボリューミーなエピソードが続きます。

ひょんなご縁で出会った人物との縁から、
116社分の決算書を読むという、意味不明な修行が始まる。

最初は分からない。
でも読み込むうちに、数字の全体像、パーセンテージ、異常値が見えるようになる。

それが、

  • 問題企業を抽出する
  • 大企業案件(設備入替や改善受託)へつながる
  • 「儲けは設計で決まる」という思想へ変わる

という流れで“実務”に結びついていきます。

さっきまで夢のような話が続いていた中、現実的でかつ、成功する方はこんな経験をしているんだと思わされました。


❤️ 余命→福祉へ:困難は“個人”じゃなく“構造”だと知った

体調問題をきっかけに、拡大一辺倒の価値観を見直す山田さん。

そして、路上支援や施設などに触れる中で、

「困難って、本人の努力不足じゃなく、構造がある」

という理解が深まっていった話が出ます。

この“目線の転換”が、そのまま福祉運営の哲学に繋がっていきました。

(ちなみに山田さんもともとは、「働かない個人に問題がある」等々の今とは違う見方を社会に対して持っていたそうです。)


💰 工賃3万円を「仕組み」で実現:助成金ではなく売上設計で勝つ

とくに福祉の現場に今関わっている方やこれから関わる方々にとって、
この回の最大の学びはここだったのかもしれません。

就労支援の事業において、やまかつさんのルールはシンプルで強いんです。

  • 工賃月3万円を基準にする
  • 利用者さんができない業務は スタッフが補完する
  • スタッフ増員で経費が上がるなら、売上設計で回収する
  • 助成金頼みになりすぎず、民間受託を適正単価で積む

制度の動き(A型の締め付けでB型平均が上がったように見える、等)の話も出つつ、
「純粋B型ではまだ1.3〜1.4万円が多い」現実も共有されます。

ここで話が「働き方の多様化(在宅・業務委託など)」へも広がり、前回参加された方はおそらくマリオさんの話も頭によぎり、雇用の正解は一つじゃないという空気が会場に生まれていました。


🩺 “グレーゾーン”を救うには:医療・福祉経済圏という構想

ここからは、これからの話に移ります。

やまかつさんが描いていたのは、
障害×高齢×医療を同じエリア内で多機能統合し、相互支援の循環をつくる構想です。

特に刺さったのが「グレーゾーン」問題。

  • 年金があるため生活保護に乗れない
  • でも医療・薬代で詰む
  • 行政の制度の谷間に落ちる

この層に対して、合法的に負担軽減できる仕組みをつくるには、
協賛・広告・送客など、お金が回る“設計”が必要だという話になっていきます。

現場っぽい言い回しも多いけど、言ってることは一貫して
「制度の届かない部分を、仕組みで埋める」ということだと感じました。


🙋‍♂️ 質問タイム:家族のリアルが出ると、場が“本物”になる

この回の象徴的な場面のひとつが、具体相談。

福祉系の話だったこともあり、年金、医療費、生活の詰まり。
家族の悩みがそのまま質問に上がる。

やまかつさんは、

  • まず足りない金額を整理するのが大切。
  • 家族の貯金を削り続ける形は避けたい。日本の現行制度との兼ね合いも。
  • 生活保護は権利であり、移行のタイミングを遅らせないこと。

という視点で返していきます。

会場は静かになる。
でも、ここで空気が壊れない。

このゆる真面目な感じが、とてもHuBの雰囲気だなと感じました。



次回のゲストは!

そんなやまかつさんご指名の次回ゲストは..

やまかつさんも関わられている庄内にできる新会社、「株式会社しょうない」の西田遥子さん!

日程:2025年4月30日(木)
ゲスト:西田遥子さん(株式会社しょうない)
会場:THE HuB(蛍池)
開場:18:00
トークセッション:19:00〜20:40
大交流会:20:40〜22:40(軽食・飲み放題付き)

参加費:5,000円(トークセッション+大交流会/飲み放題・軽食付き)
学生:3,000円
定員:20名限定

ぜひ、予定にいれてくださいね!

編集後記

今回のレポートは話がコロコロ変わるように見えるかもしれませんが、本当にそれだけ多くの話題が山田さん個人から出てきていました。話したネタは多いはずが、どれも整理されていて聞き手としてもずっと聞いていられるお話でした。

実際私も、初めてやまかつさんにお会いし、お話を聞きました。話は入ってくるのですが、これ本当にひとりの人生かなと思うくらいの動きを感じました。

事業の話、人とのご縁の話、やまかつさんが思う課題の話、それに対するアクションの話、
それから質問に対する回答などなど、今回もたくさんの学びがある時間でした!!


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