こんにちは!ジンノウチです。
HuBのコンセプトは、
-酒と学びとつながりと-
主人公として生きる人たちと、まちを楽しむ人たちと、
人と人、人と場所、人とまちをつなぐイベントBAR。
コンセプトにもあるように、まちと人がテーマのイベントを開催しております!
今回は、Vol.13のやまかつさんから数珠繋ぎ的にご紹介された
「HuBトーーク 豊中のおもろい人 Vol.14(西田遥子さん回)」 の開催レポートをお届けします。
🍺 そもそもHuBってどんな場所?
HuBは、”お金・機会・場所がないせいで挑戦できない人をゼロにする”という旗を掲げながら、
月1回の「一日オーナー」制度や、学生応援スポンサー、HuBサポーターなどを通じて、人と人、人と場所をつなぐ装置として動いています。
そしてHuBトーークは、ただの講演会じゃありません。
- ゲストトーク
- 質問タイム
- 自己紹介タイム
- 懇親会
聞いて終わりのイベントじゃなく、参加していた人同士のご縁も増えるイベント。
今回は、特にとよなか地域創生塾の卒塾生たちが横でつながっていく様子が、ぐぐっと可視化された回でした。
🎤 今回のゲスト:西田遥子さん(株式会社しょうない)

今回のゲストは、
西田遥子さん(株式会社しょうない 代表取締役)。
豊中地域創生塾 9期で出会った仲間と、「庄内を盛り上げたい」という想いから法人化。お祭り、飲食、広報、居場所——4つの事業部で動き始めたばかりの、まさにこれからな会社のトップです。
そして今回も、伊吹さんとの対話形式。
質問しながら、西田さんの「PTA→地域→社長」の道を順々に深ぼっていく回でした。
🌀 「気づいたら、社長になってました」みたいな顔をしているけど
冒頭から面白かったのが、西田さんの語り口。
PTA抽選→地域創生塾→会社設立頓挫しかける→自分が手を挙げて社長就任→4事業部立ち上げ。
…文字に書くと、なかなかのスピード感です。
でも本人は、「いやー、なんか流れで…」みたいなテンションで話される。
ところが、後半に進むにつれて気づくんです。
この方、絶対に肝心なところで流されてない。
「やりたい人がいなければやる」にチェックを入れたのも、
プロジェクトが頓挫しそうになった瞬間に「社長やらせてください」と立候補したのも、
全部、選んでる。
ふわっとしているように見えて、ターニングポイントで毎回ちゃんと決め切ってる人という印象を感じました。
今回のレポートは、ここを軸に書いていきます。
🏫 入口は、PTAの「やりたい人がいなかったらやります」のチェック

まず、西田さんと地域の関わりの始まりはPTAでした。
3人のお子さんは年子(現在 6・8・9歳!)。
コロナ禍は、大変な育児期間。外との接続が極端に細くなっていた頃です。
そこに、コロナ明けでPTA活動が再開。
申込書には「やりたい人がいなかったらやります」という選択肢があった。
西田さんはそれをポジティブに捉え、
「他にもきっとやりたい人がいるだろう」
と思って、軽い気持ちでそのチェックを入れる。
そしたら——
「他にいなかったので、どうですか?」
で、PTA会長就任。
ここで西田さんは、面白いことを言われていました。
「PTAって、自分が楽しいから、人も楽しいんやろう、って思ってたんですけど、
活動してるうちに、それは違うなって気づいたんです」
——ここ、地味だけど大事だと思いました。
「みんなが楽しい」って雑な前提を、ちゃんと見直してる。
これ後で出てくる「事業を実践で学ぶ」姿勢に、すでにつながってる気がします。
🎲 「友達に会いに行ったら、入塾してた」——地域創生塾という装置
PTA活動を通じて出会ったご友人の方々。
そしてその中で西田さんと仲の良いおふたりが、豊中地域創生塾 8期生でした。
ある日、「地域って言葉気になるな〜」と思っていた西田さんは、このおふたりに会いたかったから説明会に行きます。
「いやー、説明会だと思ってなくて、なんか会いに行ったら、説明会が始まってました(笑)」
ちなみに豊中地域創生塾、説明だけしておくと——
豊中市が主催する、地域で活動したい人を”ゆるく教育する”機関。実践重視で、塾を通して本当に地域活動がポンポン立ち上がる、しっかりした装置です。
そして、塾の4回目あたりで「チーム活動」というプログラムが始まる。
「庄内を盛り上げたい」——
そう手を挙げた西田さんと、他にも約8名がチームとして集まりました。
ここで生まれたのが、株式会社しょうないの卵です。
🥚 プロジェクトが「ヤバい」となった、あの瞬間
ここが、西田さん回のハイライトの一つです。
当初、社長は学生メンバーが務める計画でした。
西田さんは社長秘書のポジションを引き受け、設立プロセスを学生さんと一緒に調べる役割。
ところが——途中でプロジェクトが頓挫しかける瞬間が訪れる。
詳細は割愛しますが、「これ、なくなりそう…」という空気になった。
そのとき、西田さんが言ったのが、
「私、社長やらせてください」
ここ、本人はわりとサラッと話されてました。
でも会場では、ここがターニングポイントだったよね、という空気が流れていました。
そしてもうひとつ、印象に残った西田さんの言葉。
「設立のプロセスは事前にすごい調べたんですけど、
実際にやってみたことの方が、何百倍も実感がある」
塾長がいつも言ってる「実践が大事」という言葉が、
自分の体に入ってくる瞬間でしたと、西田さんは語ってくれました。
🏗️ 株式会社しょうないの「4事業部」

ここで、株式会社しょうないの全体像。
現在、4つの事業部が動いているそうです。
| 事業部 | やっていること |
|---|---|
| お祭り事業部 | お祭りの主催・ブースレンタル・機材販売 |
| 飲食事業部 | お寿司屋さん/アメリカンBBQのお店の運営 |
| 広報事業部 | 広報/地域企業のSNS運用代行・サポート等 |
| 居場所事業部 | 地域の人のための”居場所”づくり |
この4本立て、最初聞くと「広いな…」と思うんですが、
共通テーマがちゃんとあります。
「庄内という町で、稼げる人を増やす」
そして、
「庄内で確立した仕組みを、他の地域にも展開する」
ここまで言われると、地域で稼げる可能性が本当に見えたと思いました。
お祭り・飲食・広報・居場所、地域創生塾から始まる事業のこれからがとても楽しみになりました。
🌙 「寝る前は無になる、寝たらリセットされる」——西田流ポジティブマインド
トーク中盤、僕が個人的にいちばん「うわっすごい!」と思ったのが実はここです。
参加者からの質問:
「年子3人の子育て・両親の会社での勤務・株式会社しょうない…これ、メンタルどうやって保ってるんですか?」
西田さんの答えがこちら。
「寝る前には、無になります」
「寝たら、リセットされてます」
…強い。
しかも、年子3人の子育てのリアル。
「未就学児3人時代がいちばん大変でした。今は小学生になってきて、めっちゃイージーモード」
「年子3人だと、抜けてても3倍褒めてもらえる」
「『ポンコツやってます』みたいな顔、してないんです(笑)」
ポンコツって言いながらポンコツに見えない人、それでいてどこか信頼がおける人
そしてそして、
「もともと夜行性なので、夜は元気なんですよ。
だから子供がいるおかげで朝起きてる、っていうのが正直なところで」
夜行性であることを、子育てによって朝型に矯正されているらしい。
人によって”大変なポイント”が違うって、当たり前のはずなのに、こうやって本人から聞くと改めて気づくんですよね。
事業立ち上げに向いているところが数多あるように感じました笑
🎁 今回の編集後記
レポートを書きながら、Vol.13と並べて気づいたことがあります。
Vol.13のやまかつさんは「構造で語る人」でした。
障害福祉の話なのに、ずっと経営の話で。設計、仕組み、財務、ぜんぶ構造で見ている。
Vol.14の西田さんは、ある意味、その逆方向から同じ場所に着地している人だなと感じました。
最初は構造もスキルも経営知識も何もなくて、
会いたい人に会いに行く/やりたい人がいなければやる、その積み重ねでここまで来た。
でも、ふわっとしているようで、肝心な瞬間に絶対決め切る。
社長就任、経営の勉強、4事業部の運営。
全部「いやー、流れで」の顔で選んでる。
そして、地域創生塾での「実践が大事」という学びをいま体感している途中で、
それを自分だけで終わらせず、次の人にも経験させたいと言う。
入口がふわっとしている人ほど、たどり着く場所はちゃんと太い。
そんなことを、帰り道に思いました。
🎤 そんな西田さんご指名の、次回ゲストは…
合同会社まみー代表 西木梨絵さん!
シングルマザーとして5人のお子さん(うち3人は障害をお持ち)を育てながら、合同会社まみー代表、豊中オモロー授業発表会 実行委員長、子ども食堂こどみら 代表、フードパントリー in 豊中、トーキョーコーヒー豊中No429まみー 主宰…と、肩書きと活動量がもうおもろい方。
「会社設立から今」までを、トークセッション形式でじっくり伺います。
【次回!】
日程:2026年5月25日(月)
ゲスト:西木 梨絵さん(合同会社まみー 代表)
会場:THE HuB(蛍池)
開場:18:00
トークセッション:19:00〜20:40
大交流会:20:40〜22:40(軽食・飲み放題付き)
参加費:5,000円(トークセッション+大交流会/飲み放題・軽食付き)
学生:3,000円
定員:20名限定
ぜひ、予定にいれてくださいね!
ライター:ジンノウチ
福岡生まれの若造。まちづくりに関心があり、普段は大阪大学の学生をしてます!
HuBの中での諸々を発信していきます〜

